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自動車整備士の退職時の流れは?

退職・入社する

2021/08/30

自動車整備士の方の転職で、退職時の動きについてご相談を受けることがあります。
なかなか人に聞く事も出来ず、具体的にどのような流れで、いつまでに何をすればいいかなど、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

また円満に辞められるかどうかも重要なポイントになります。
特に自動車整備士は慢性的に人材不足の傾向があるので、慰留される可能性も大いにあります。
慰留されるケースも想定して、どう退職手続きを進めればいいか、参考にしてみてはいかがでしょうか?

転職意向を伝える前にするべきこと

すでに転職活動中で内定先が決まっている段階の方もいるかと思いますが、これから転職活動を行う方は特にチェックしておくべき内容もあります。
円満な退職のためにしっかりおさえておきましょう。

自分の意志を確認

そもそもの話になりますが、まずは自身の転職しようとしている意志が本気かどうか、一時の感情に流されていないかを今一度確認しましょう。 なぜ転職したいのか、その問題は現在の職場では解決できないことなのかを振り返って、思い起こしてみるといいいかもしれません。

もし自らの意志が固まっていなかった場合、退職の意向を伝えた際に強く引き留められると、退職する気持ちが大きく揺らぐ恐れがあるからです。
不用意に活動を始める前に、まずは自らの意志を固めましょう。

在職中企業の就業規則を確認

退職の意向を固めた後は、現在の職場の就業規則を確認しておきましょう。
就業規則には退職に関するルールが記載されているからです。
退職はその後の引継ぎのことを考えて、一定期間前に伝えないといけません。

また民法上では14日前までとなっていますが、これでは時間が足りず現在の職場に混乱をもたらすかもしれません。
円満に退職するのであれば、退職予定日の2か月くらい前にその意向を伝えるといいでしょう。

退職意向を伝える

退職時において、もっとも苦労する部分が退職意向を伝えるときだと思われます。
なかなか話しづらい部分ではありますが、要点をおさえて自分の意志を伝えましょう。

まずは直属の上司へ意向を伝える

退職の意向を固めたのであれば、その旨を企業に伝える必要があります。
最初に話をすべき相手は、直属の上司になります。
もしそれ以外の部署の上司や同僚に話してしまうと、「管理能力がない」と直属の上司の評価が下がってしまうためです。
上司の心証が悪くなり、その後の退職手続きがスムーズにいかない可能性もあるでしょう。

また、少人数の町工場の場合は現場のトップに直接話してもいいかもしれません。
いずれにせよ、じっくり話ができるように、2人きりで静かに話せる環境を作ってもらいましょう。

納得のいく退職理由を伝える

退職の意向を伝えた際には、「なぜ辞めるのか?」などの退職理由は当然聞かれます。

この時、仮に職場に対して不平不満があったとしても、それを直接的に言うことは避けるべきです。
「その部分は今後見直すから」「本部と相談するから」「なるべく早めに改善するから」と引き留めるための材料にされる可能性が高いからです。

退職理由を話して「そこは改善する」など言われれば、辞める理由がなくなってしまいます。
「やりたい仕事があるので」「自分に挑戦したい」など相手が引き留めづらい理由を準備しておくことがベストでしょう。

退職日は相談のうえで決定

退職意向が伝わり、話がまとまったところで、退職日をどうするかを相談の上で決めていきます。
もしかすると自分の希望する退職日には辞められないかもしれません。

しかし引き継ぎのために多少時間は必要ですし、有給消化の問題もあります。
中には会社の事情で「何とか繁忙期まで働いてもらえないか?」などと言われることもあるでしょう。
もし仮に辞める時期を引き延ばされそうになった場合は、どうしてもやむを得ない事情をのぞき、毅然とした態度で断りましょう。

ズルズルと辞める時期を引き延ばされて、退職するタイミングを逸することもあります。
よくよく注意しながら、しっかりと話を進めていきましょう。

退職日決定後の動き

退職日が決まった後は事務的な処理に必要な事柄が多くあります。
企業によって必要なプロセスは異なる部分はありますが、共通していることも多々あります。
前もってどのような手続きが必要かはチェックしておきましょう。

必要な書類などの準備

退職日が決まったら、事務的な手続きを進めていきます。
退職する際には、企業から受け取るものと返却するものがあります。

まず受け取るものとして、年金手帳や雇用保険被保険証、源泉徴収票、離職票などがあります。
年金手帳、雇用保険被保険者証は会社で保管されている事が多いため、手元にない場合は受け取り忘れがないように注意しましょう。
源泉徴収票は退職から1ヶ月以内に交付されることは多いです。
離職票は、転職先が決まっている場合や失業手当を受給しない時は発行してもらう必要はありません。

会社に返却するものとして、健康保険被保険証、社員証、定期券、名刺などがあります。
基本的には現在の職場の社員であることを証明するものはすべて返却します。
IDやカードキーなど、思い当たるものはすべて会社へ返しましょう。

また自動車整備士の場合、支給されている工具もあるかもしれません。
個人で購入したものを除き、会社で購入したものは当然返却しなければなりません。
つなぎなどの制服も返却する必要がありますが、クリーニングに出してきれいな状態で返却することをオススメします。

社内のデータ、備品などの整理

自動車整備士の仕事をしていく中で顧客名簿など、いろいろなデータを保有している人も中にはいるでしょう。
しかしこれらのデータは、会社の財産になります。
トラブルを避けるためにも手元には残さず、会社に預けておきましょう。

また備品についても、経費などで購入したものは基本的に持ち出すことはできません。
ただし自動車整備士の場合、工具などで整備業務で使用するものについて、個人と会社の所有物の線引きがあいまいなものもあるかもしれません。

その際は、上司や事業主に確認を取ると、後々トラブルにならずにすむため安心できます。
「会社の備品を持ち逃げされた!」など思わぬ誤解を受けないためにも、念のため確認しておきましょう。

後任への引き継ぎ

あなたが職場を去るということは、当然同じ工場の誰かがその業務を引き継ぐことになります。
退職日までに業務や担当顧客の情報など、しっかり引き継いでおきましょう。

引き継ぎのポイントとしては、口頭で伝えるだけでなく、データやノートなどの形に残るもので共有しておくことが望ましいです。
また、もし可能であれば担当顧客へのあいさつなどは後任と一緒に行えるといいでしょう。

自分がいなくなった後、支障が出ないように気を配りながら、最後まで気持ちよく業務を遂行していきましょう。

ポイントをおさえて円満退職を

現在の職場に対して不平不満を持って転職を希望する自動車整備士も多いかもしれませんが、今までお世話になった会社であることは間違いありません。
出来る限り迷惑をかけないように、円満退職を心がけるのが大人のマナーです。

紹介したポイントをしっかり押さえたうえで、禍根の残らない退職手続きを進めましょう。

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