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初めてのWeb面接で注意しなければいけない事とは?

面接の準備をする

2021/07/19

コロナ禍において、私たちの生活様式は大きく変わりました。
面接についても変化が見られ、Web面接(オンライン面接)といった直接対面しないで面接試験を実施する企業も増えてきています。

自動車整備士の面接も今現在は対面による面接が主流ですが、今後Web面接を採用するところも増えてくるかもしれません。
Web面接は、従来の面接様式とは異なる部分も多くありますので、どんなところに注意すればいいか理解しておきましょう。

Web面接の事前準備

事前に準備する内容も通常の面接とは異なります。前もってセッティングしておくべきものなどもあるため、あらかじめチェックしておきましょう。

インターネット接続が安定した場所を探す

Web面接をどこで行うか、まず重要なのはインターネット環境の安定しているところです。
LANケーブルの届くところ、Wi-Fiの場合はルーターの近くで電波の強いところがおすすめです。
途中でインターネット接続が切れてしまわないような場所を見つけましょう。

また騒音がひどいとコミュニケーションに支障をきたしてしまいます。静かな場所で面接を受けるように心がけましょう。
Web面接では皆さんの姿以外にも背景が多少映り込む可能性が高いです。
面接しようと思っている部屋にセッティングして、何か問題のあるものが映り込んでいないか、前もって確認しましょう。

機材やツールを揃える

Web面接を受けるにあたって、まずデバイスの準備できていますか?
パソコン以外にもオンライン通話ができるのなら、タブレットやスマホでも構いません。
ただし画面が大きくお互いの表情もわかりやすいので、可能であればパソコンを準備するのがベターです。

マイクやイヤホンは、今ではほとんどのデバイスに内蔵されているはずなので必ずしも準備する必要はありません。
しかし、音声が届きやすくなると言われているので、マイク付きイヤホンをセットするのがおすすめです。
市販されているもので十分なので、余裕があれば用意しておくといいでしょう。

また企業によっては、指定のツール・アプリを使ってWeb面接を行うところもあります。
案内の際にはアナウンスがあると思いますので、面接当日までに準備しておくことが必要です。

ツールの起動を確認

必要なツールがそろったところで、問題なく機能するかを事前に確認しておきましょう。
中にはアカウントを作成しないと利用できないものもありますので、登録手続きも前もって進めておきます。
アカウント名やプロフィール画像を設定する際には、面接らしくフォーマルなものを用意しましょう。

また、企業の指定するツールをプライベートで使用しているケースもあるかもしれません。
そのままWeb面接のときに利用するとプロフィール画像がカジュアルすぎて場違いなこともありますので、面接で用いても問題ないか確認しておくとよいでしょう。

服装や身だしなみの準備

Web面接になったからといって、身だしなみに気を付けなくてもいいという話にはなりません。対面面接と同じ服装を心がけましょう。

またWeb面接の場合、上半身しか映らないので、画面に映らない部分は部屋着のままで臨むという人も中にはいるかもしれません。
しかし何かの拍子で立ち上がるなど、下半身が偶然見えることもあり得ます。
そのような状況も想定して、頭から足先まで油断のないように身だしなみを確認しましょう。

Web面接当日の準備

面接当日は、対面面接と異なり、面接会場に移動するということはありませんが、Web面接ならではの注意点があるため、こちらもしっかりおさえておきましょう。

デバイスの通知設定をOFFにする

面接に使用するデバイスで、日ごろ使っているソフトやアプリの通知設定をしているのであれば、それらはすべてOFFにしましょう。
面接の際に音が鳴ってしまうと集中力が散漫になってしまいますし、採用担当者からのマイナス評価にもつながります。

また、スマホや周辺に音の出る可能性のあるものは、すべて電源を切っておくこともオススメします。
中には「マナーモードにしているから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、バイブレーションの設定をしていると振動音は相手にも聞こえてしまいます。万が一のことを考えて、アラームの切り忘れなども合わせてチェックしておきましょう。

余裕を持ってログイン

Web面接の予定時刻ギリギリにアクセスするのではなく、前もってログイン等を行い、面接できる状況にしておきましょう。
何らかのトラブルが起きても余裕を持って対処できるからです。開始時刻の5〜10分前には準備が完了できているのが理想です。

面接時にふさわしくないものが映り込んでいないか、インターネット接続が途切れるようなことはないかなど、最終確認をしておきましょう。

カンニングペーパーの利用には注意

もしもの時のためにカンニングペーパーを準備する人もいるようですが、あまりおすすめはできません。
視線や手元の動きなどで「何かを見ながらしゃべっているな」とバレる可能性が高いためです。

対面面接のときと同じように、前もって話す内容は頭に入れておきましょう。
Web面接であっても、対面面接の時と同じ状況で臨むという意識を持つことが、もっとも基礎的な面接対策につながります。

Web面接中のポイント

Web面接は対面面接と比較すると、コミュニケーションをとるのがどうしても難しくなります。
Web面接ならではのコツやポイントもあらかじめ理解しておきましょう。

声の大きさや間(ま)を意識

発言する際にはいつもよりも気持ち大きめで話すように心がけましょう。
大声を出す必要はないですが、聞き取りやすさを意識して少し大きめで、いつもよりもややゆっくりめに話したほうが相手も聞き取りやすくなります。

また始めの挨拶などのやり取りで、先方にきちんと声が聞こえているかを確認すると親切です。
もう1点注意することとしては、話す際の間(ま)も意識しましょう。
間を意識することで声や発言がかぶりにくくなり、やり取りをスムーズにすることが可能です。
話しをするターン、聞くターンを考えながら、落ち着いてコミュニケーションをとりましょう。

表情やしぐさをやや大きめに

Web面接の場合、どうしても細かな表情の変化やニュアンス、お互いの温度感などがつかみにくくなってしまいます。
そのため、リアクションを取る際は、対面面接の時と比較して少し大きめに反応することも大事です。
あまりに大げさにしてしまうとわざとらしくなってしまうため、加減に注意して、できれば事前に鏡などを見て自分の動きや表情の変化を確認してみるといいかもしれません。

突然のトラブルにも冷静に対応

万全に準備しても、Web面接の最中に接続トラブルが起きたり、通信状況が急激に悪化したりすることもゼロではありません。
場合によってはこちら側の声が相手に伝わっていない、面接官の声が聞き取りにくくなることもあり得ます。
そのような場合に慌ててしまうと、そのあとの面接がグダグダになってしまうかもしれません。
もし何らかのトラブルが起きたときには、「今通信トラブルが起きているようで…」と相手に状況を説明して冷静に対処しましょう。

もし相手の質問が聞き取りにくかったときには、「すいません、聞こえにくかったのでもう一度お願いできませんか?」と聞こえないことを伝えましょう。
推測で受け答えをしたら、的外れな回答になってしまうこともありうるからです。

Web面接には特別な配慮が必要

Web面接といっても実際の面接への対策などでは大きな違いはありません。
オンラインという性質上、対面面接とは異なる細かな配慮や注意が必要であることは認識しておきましょう。

普段よりスムーズにやり取りができない事を前提として、相手の状況を把握しつつ、一方的なコミュニケーションにならないように留意することが必要です。
また前もって面接の際に使用するツール・アプリケーションを使用して予行演習を行っておくと、本番でも冷静に対応できる可能性も高まります。

自動車整備士転職サーチでは、オンラインの面談も行っているため、Web面接・対面面接などの転職活動に不安を感じた方は一度お気軽にご相談ください。

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