自動車整備士の転職はどうやって進めるのか?
2021/07/6

初めての転職活動ですと、具体的にどのように進めていけばいいのかわからなくて、戸惑う方も多いのではないでしょうか?
また自動車整備士の転職活動にどれぐらいに時間がかかるのか、不安に感じている人もいると思います。
転職活動と言っても、それにかかる時間、期間などは当然個人差があります。
まずは一般的な自動車整備士の転職活動の流れを抑えてから、準備を整えて一つづつ解消していきましょう。
転職活動の準備をする

転職活動全体のスケジュールを把握する
まずは転職活動全体のスケジュールを把握する必要があります。
一般的な転職活動では、約3か月間ほどではありますが、就労状況や繁忙期、準備期間に要する時間などによって当然変わってきます。
また、いつまでに転職を行いたいかの期日を必ず先に決めてから行動に起こすことをオススメします。
期日を決めないとどうしても行動に踏み切れなかったり、現在の仕事にもいい影響を与えません。
- 『これから入庫が多くなってくる時期だから・・・』
- 『先輩整備士がしっかり引き継ぎもしてくれない』
そんな不安もあるかもしれませんが、転職することを決意したら、まずは大まかな転職希望日を決めましょう。
現在の勤務先の就業規則を把握する
具体的な転職希望日を決めるにあたって、就業規則の確認も行う必要があります。
民法によって退職希望日の14日前に辞意を表明することは定められていますが、一般的には就業規則で定められている期間を守ることがマナーとされています。
可能な限り円満な退社を行うためには、事前にしっかりチェックしておきましょう。
転職動機と条件を整理する
転職するからには、前の職場よりも高収入であること、待遇面が手厚いこと、自分の能力を発揮できる職場であること、居心地のいい職場であること、などは叶えていきたい理想になり、それを求めることは当然です。
ただ、それらすべてを解消することは難しいことが多いです。
まずは転職したい理由を全て洗い出し、優先順位を付けることから始めましょう。
応募の準備をする

希望条件に合う整備士の求人情報を探す、情報収集を行う
転職したい理由を整理し、優先順位を付けた譲れない条件をもとに、希望に合った求人情報を探します。
自動車整備士の場合、給料や勤務地などに加え、どのメーカーの車を主に取り扱っているか、工場の様子はどうか、などの情報も集める必要があります。近場であれば実際に店舗を訪問してみるのも手です。
転職後のミスマッチを防ぐためにも、しっかり情報を集めましょう。
自己分析を行う
自動車整備士の仕事として、タイヤやオイルの交換、エンジンの分解整備や様々なトラブルの解消など、様々な業務にあたっていたと思います。
整備士資格の確認はもちろんのこと、面接時にどんな仕事を行っていたかは聞かれることが多いので、スラスラ答えられるように一旦整理しておきましょう。
また、面接時には今までの整備実績に加え、どのような姿勢で仕事にあたっていたか、協調性やチームワークはどうなのか、将来的に指導などを任せられそうなのか、などの人間性も合否に大きく関わってきます。
特に自動車整備士の場合、内向的な方も多く、うまく面接時に企業にアピールできないことも見られるため、これらをしっかりPRできるように自己分析はしっかり行いましょう。
職務経歴書、履歴書などを準備する
職務経歴書は、求職者が今までにどんな会社に勤め、どのようなことを経験してきたかを詳細にまとめたもので、転職活動時には必要不可欠です。
今まで担当していた業務内容に加え、自分の強みだと思われる領域と企業が求めている人物像を照らし合わせて、効果的にアピールしましょう。
履歴書は、近年はアプリなどで簡単に作成が可能ですが、年配の採用担当者は『履歴書は手書きでないといけない』と思っている傾向が多く、その場合は悪い印象を与えかねません。
丁寧な文字で書いたものを用意し、第一印象で落とされないようにすることがベターです。
面接時の受け答えだけでなく、こういった書類のマメさなども評価に大きく関わってきます。
『あなたの会社で働きたいです』という熱意が伝わるようなものを準備しておきましょう。
面接の準備をする

持ち物や服装を用意
面接当日までに済ませておくこととして、持ち物や服装の準備などが挙げられます。
具体的に必要な持ち物としては、筆記用具やメモ、応募先企業までの地図(スマホで地図をブックマークなどでも可)などでしょうか?
また、面接時には当然職務経歴書や履歴書に沿った質問をされることになるため、事前にコピーや写真などをとって、直前まで見られるようにしておきましょう。
服装は、見た目の第一印象を決める大きな要素になります。スーツやシャツにシワがないかは当然のこと、靴やネクタイなどにも十分気を付けましょう。
面接への対策
面接時の基本的なマナーなども知っておく必要がありますが、特に重要なのは面接時のイメージトレーニングを行っておくことです。
いかなる時も平常心で、スムーズに受け答えできる自信があればいいのですが、大多数の人は緊張などでうまくしゃべれず、言葉に詰まってしまうなどの事は想定できます。
予めどのような質問があるのかを想定し、受け答えのイメージをしておくことで本番でもスムーズにしゃべることができます。
またスマホの録音機能などを使って、しゃべるスピードや内容に問題ないかもチェックすることをオススメします。
退職の準備をする
退職時のトラブルは思っているよりも多い印象です。
内向的な方の場合、うまく退職意向を伝えられず、上司や同僚に嫌味を言われたり、必要な書類をスムーズに準備してもらえないなどで、予想外に時間を取られることもありえます。
また、退職希望を伝えているにも関わらず、希望がなかなか受けいられずに入社日が後ろ倒しになることも想定されるため、予め余裕を持ったスケジュールをたてましょう。
余裕を持ったスケジュールで、無駄なく効率よく進めていく
自動車整備士の転職活動開始から入社までに、個人差はあれど約3ヶ月ほどはかかります。
まずは大まかな全体スケジュールを把握してから、転職希望日を決めて逆算し、効率よく進めていきましょう。
また特に求人情報の収集や、面接の準備など、初めての転職活動の場合は多くの時間を必要とします。
自動車整備士として働きながら、転職活動進めるにはなかなか思ったように動けないことも多くあります。
当サービス、自動車整備士転職サーチでは、条件に合った求人のご紹介や、自己分析のサポートなど、自動車整備士の転職を全面的に支援します。
その際はお気軽にご相談ください。
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